ジョージア旅情報: ウシュグリトレッキング ( 前編 )
メスティアでは丘の上の十字架を見に行くトレッキングが日本人に人気なようですが、メスティアからウシュグリ村までトレッキングするコースもあって、ヨーロッパの人たちには割と人気なようです。
ウシュグリ村は記事にもあるように、ヨーロッパ最後の秘境と言われていて、その謳い文句だけでも行ってみてくなってしまいました。またウシュグリ村は旅行人のコーカサス特集の表紙にもなっている街です。
旅行人163号特集コーカサス〜アゼルバイジャン+アルメニア+グルジア
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途中、氷河を間近で見れたり、高山植物が綺麗だったり、トレッキングコースとしてはかなりおすすめです。本来は4日間のコースで ( 僕は2日で完遂しましたが笑 ) 4日間かければトレッキングとしても簡単な部類に入ります。
旅行した時期について
僕が行ったのは2017年9月中旬。人が少なく宿も確保しやすかったですが、高山植物はちょっと元気がない感じでした。緑は綺麗で一部紅葉しており十分満足です。ちなみに晴天だとかなり暑いので、暑さ対策と水分を十分に確保することが必要です。逆に夜は冷えるので、その対策もフリース1枚で賄えると思います。
もう少し後だと美しい紅葉も見れるようですが、雨季に差し掛かるので天気のリスクがあります。ハイシーズンは7-8月のようで、その時期はまた高山植物が綺麗なんでしょうが、宿が取りづらかったり大変だとは思います。
Day1. メスティア → ザベッシュ → アディシ
ズグディディまでの夜行列車で一緒だったユダヤ人のグループが、メスティアからザベッシュまでのルートはあまり面白くなさそうだから、タクシーをチャーターしてスキップしてしまうと言っていました。Lonely planetにも1日目をタクシーですっ飛ばす方法が記載されています。
Lonely Planet Georgia, Armenia & Azerbaijan (Lonely Planet Travel Guide)
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確かに基本的にはこのトレッキングのハイライトはザベッシュ → アディシとアディシ → イプラリまでの間ですし、僕も時間的にあまり余裕がなかったので、僕もその案をとることにしました。
途中で会ったウクライナ人カップルはザベッシュまでの道も良かったと言っていましたので、後述しますが、同じ1日を削るならイプラリ→ウシュグリ間を車をチャーターしてショートカットした方がいいかもしれません。
1. 旅の下準備
インフォメーションセンターでウシュグリまでの4日間分の地図を無料でもらえるのでゲット。他にもどうやら面白そうなルートがたくさんあるのがわかりました。売店でスニッカーズと水を購入。
スキャンしたのをアップロードしておきますので、良かったら使ってください。
メスティア→ザベッシュ
ザベッシュ→アディシ
アディシ→イプラリ
イプラリ→ウシュグリ
2. メスティア → ザベッシュ
インフォメーションセンターの前に泊まってるタクシーと交渉。ザベッシュまで70ラリと言われたので、急いでいたし50ラリまで下げてとっとと移動。すぐに値段は下がったし、実際は20分強で着いて10kmくらいなので、20-30ラリが妥当かもしれませんので交渉する際は気をつけて。
3. ザベッシュ → アディシ
インフォメーションセンターでもらった地図を注意深くみていれば、そんなに難しいルートではないと思いますが、比較的急差なところもあって、長距離移動直後だった脚には若干きつかったですが、11時にトレッキングを始めて、途中1.5時間くらいの休憩をはさんでも16時にはアディシに着けています。コースタイム8.5時間なので、ある程度トレッキングになれている人ならばコースタイムを縮めることは難しくないと思います。
とにかく景色が綺麗なので、ハイキング気分で楽しめると思います。天気も良くって最高でした。
4. アディシの宿
アディシの外観です。これを見たらわかると思いますが、ウシュグリトレッキングの街は街というよりはほぼ集落で、ホステルの数も限られています。基本的には早いもの勝ちなので、下手すると埋まってしまいますので、特にハイシーズンに行くときは予約をしていった方が無難だと思います。
Natiaの家のというホステルに宿泊しました。夕食・朝食込みで50ラリでやや高め。
なんですけど、綺麗なシャワーもあるし、食事の質も高いので悪くはないと思います。朝ごはんはこんな感じでかなり美味しかったと思います。