Office365のアカウント認証が上手くいかない
久しぶりの更新で、いろいろな記事が途切れ途切れになっていますが、これからも少しずつマイペースにやっていきます。さて、Macユーザー待望のOffice for Mac 2016がリリースされました。
Office365での先行リリースということだったのですが、有難いことに大学院の学生および大学病院の職員は包括ライセンス契約により、無償で使うことができます。ということで、早速ダウンロードしてインストールしてみましたが、エラーが起きてなかなか使えず難渋しましたので、その解決策を共有したいと思います。
ちなみにMacbook Pro Retina 2015 EarlyとMacbook 2008 Lateで同様の症状が出ました。何故かMacbook Air 2011 Lateは問題なし。OSはOSX 10.10.4 Yosemiteです。
Office for Mac 2016を大学などの包括契約で使用する場合は、アカウント認証が必要になります。各大学や機関によって異なると思いますのでここでは割愛しますが、ログイン名とパスワードを入力すると、一瞬ログインできている様な画面に切り替わるのですがすぐに、
の画面が出てきます。これを開けるアプリケーションなど存在しないので、キャンセルを選択すると
の画面が出てきてしまい、アカウント認証がここで中断されてしまいます。エラーコードは-2147267259です。大学のITの窓口に相談しても拉致があかず、プレゼンの資料も作れず途方に暮れていましたが、Microsoftのサポートセンターmsos@microsoft.comに相談してみたところ解決しました。
Microsoftのサポートセンターからのメール
MacへのOfficeのインストールにつきましては、コンピューターのタイム ゾーン設定が日本標準時に設定されている場合に、Office365で使用するためのOffice for Macをアクティブ化出来ないという問題が生じているようです。また、Office for Mac のインストール後、プロダクト キーの入力が求められ、 [Sign in to an existing Office 365 subscription] ( 既存の Office 365 サブスクリプションにサインイン ) オプションが表示されないという問題生じています。大変お手数をお掛け致しますが、この問題の回避方法として以下のことをお試し下さい。
問題回避方法・手順
1. すべての Office for Mac 2011 プログラムを終了します。 2. 以下の手順に従い、タイム ゾーンの設定を [東京-日本] 以外の時間帯に変更します。 * [システム環境設定] から [日付と時刻] を開きます。 * [時間帯] タブをクリックし、[最も近い都市] ボックスに日本以外の都市を選択します。 3. Office for Mac 2011 プログラムを開始します。 [Sign in to an existing Office 365 subscription] (既存の Office 365 サブスクリプションにサインイン) オプションが表示されます。 4. Office 365 にサインインし、Office for Mac をアクティブ化します。 5. タイム ゾーンの設定を [東京-日本] に戻します。
ということです。メールの本文では2011と記載されていましたが、2016もこの方法でOKです。どうやら2011のときも同様のエラーがあり、そこから改善されていない…という噂も聞こえてきました。
とにかく、この方法でバッチリ認証され、自由にOfficeを使えるようになりました。メインマシンを新調したこともありますが、今のところ何のストレスもなく気持ちよく使えています。デザインも僕は好みです。Office365のライセンス認証で困っている人がいたら、試してみてください。