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Note of Pediatric Surgery

腸内細菌、R、ときどき小児外科

日本のダブルスペース、海外のダブルスペース

はじめに

Facebookでとある先生が「日本のダブルスペースの設定と海外のダブルスペースの設定が違うことを知らない人が多い」という旨の投稿をしたのが友人経由で流れてきました。正直、寝耳に水でした。

これはと思い、一流誌に載った論文を多数持つラボのボスにも確認したところ、予想に反して「何それ?でも気にしたことないよ」とのこと。そうなんです。結局、論文で「枚数制限」がかかることはあまりなく、どちらかというと「字数制限」なのでほとんどは体裁が違ってもスルーされているようです。

ただ、今とあるcase reportを書いているのですが、投稿しようとしている雑誌がCase reportに限っては「ダブルスペースで8枚まで」という制限が付いていたのです。ダブルスペースの設定が違うのならば、1枚に収まる行数が異なり、書ける量が大幅に違ってきます。というわけで、いろいろと調べてみて自分なりの答えを出したので、記事にしておきます。正しいかどうかは確証はありませんが…。

いろいろ調べてみた

ダブルスペースに関する記事が意外と少ないのですが、ダブルスペースの定義とは、どうやらタイプライター用語で「1行の文章に2行分の場所 ( スペース ) を確保すること」のようです。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q112731516 detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

Microsoft Wordでは、このダブルスペースの書式に文書を変更するには「Ctrl+2」のショートカットを使うだけで可能という記事が見つかります。

www.lifehacker.jp

しかしこのダブルスペースの設定が間違っていて、日本独自の「ダブルスペース」の設定のようです。論文は基本的にはTimes New Roman 12ptで書くので「Ctrl+2」を押すと17行分の文章を書けることになります。初めてこの書式を見た時、いやースカスカだな?と思ったらこんな記事を見つけました。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

引用すると

基本的に[ グリッド線 ]に合わせる設定は東アジア系の特徴であり、アメリカ版のような基本的仕様しかない場合には、このような設定はありません

と記載されております。

ではどうすれば、正しいダブルスペースの設定になるのか?

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

こちらの記事と上司からのコメントを参考にまとめてみました。

  • 用紙サイズはレターサイズに:A4やB5は日本独自の規格で、海外ではletterが標準
  • フォントはTimes New Romanの12pt
  • Ctrl+Aで全文を選択→形式→段落→行間を「固定値」「24pt」

に設定すると、1枚に25行分の文章が書ける「正しいダブルスペース」の書式になると思います。この設定にしないといけないわけではなく、多少行間が広くても何か言われることはないとは思いますが、原稿に枚数制限があるときなどはきちんと設定しないといろいろと面倒なことになりそうです。お役に立てれば。